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理事長メッセージ

少年老い易く学成り難し
―日々、学ぶ事・考える事は多い―

<早春譜>

 「春は名のみの、風の寒さや」こんな「早春譜」のメロディはどこへやら、風の寒さどころではない、暖かな春風が吹く季節となる。「季節感」を上回る「時の移ろい」の早さである。幕末の有為な人材を多く世に送り出した佐藤一斎の書の1 つに「言志四録」がある。その中に「春風をもって人に接し、秋霜をもって自らを慎む」という一節がある。本来は文字通り「春風のような、なごやかな態度で人と接し、秋の霜のように自分には厳しく律しなさい」の意だが、実際には「人に対しては厳しく、自分に対しては甘くなる」というのが、人間の性さがではなかろうか。心すべきこと。

< R-SUD 協議会>

1)立ち上げの意味合い

①米国等と違い、特定医療材料にも保険償還価格の定められている日本では、再製造品の値付け1つをとっても、当該利害関係企業の考え方は様々であり、しかも内外企業間の対処も異なる。これをまとめて1 つの既成団体で対応しようとしても結局、時間ばかりかかる。従って、全くの新規の協議会を官の後押しも頂きつつ、産学で立ち上げた次第である。
②一方で、「対感染リスク防止」の観点から、徒らに高額手術機器をポイ捨てしたり、在庫中に滅菌切れした機材を院内処理して、却ってトラブルを起す事例も多発してきた。これらへの対策は今や焦眉の急である。


2)4 つの目的

①医療機器の有効利活用 
②安全性の向上 
③環境保全 
④経済性の向上


3)今後の方向性

①産業振興の起爆剤となれるか 
②グローバル化の波にも乗れるか

<各種法律の見直し>

 平成26年6月の薬機法改正以来、そろそろ4年になる。現代の流れに合わせ、又、国際的整合性の為にも、産・官・学が一体になって知恵を出し合おう。

―以上―

一般社団法人 日本医療機器工業会

理事長 松本 謙一