保険関連トピックス


 次回診療報酬改定は平成30年4月実施予定ですが既に中医協では議論が本格化しております。また、日医工医療保険委員会においても平成30年度改定における日医工要望事項の検討を行っております。


1.日医工要望事項の取組み

  • 医療保険委員会では日医工3委員会(手術用メス、麻酔器、人工呼吸器)に日医工要望事項の提案を依頼し、人工呼吸器等を中心とした在宅医療機器の算定基準等の見直し及び改良機器の数項目を日医工要望事項として提案するべく内容整理等を行っております。
  • これらの提案項目は5月頃に経済課に提出予定です。

2.中医協の検討状況

 オプジーボ等の革新的ではあるが、単価が高く、市場規模の極めて大きな薬剤の価格の在り方に関する検討が中医協薬価専門部会で活発に行われています。部会では毎年改定を含めた薬価制度の抜本改革の検討(資料1)が進められており、この結果が材料制度に少なからず影響することが考えられるために議論の推移を注視しておく必要があります。

①中医協保険医療材料専門部会(平成29年2月8日)(資料2資料3

  • 平成30年度保険医療材料に見直しに関わる今後の進め方に関する資料が提出され議論が行われました。今回の資料は
     ・背景
     ・対応の考え方(案)
     ・平成30年度診療報酬改定に向けた保険医療材料制度の見直しにおける検討項目
    に分けて整理され、今後の議論の方向性が分かりやすく取り纏められています。
  • 今後の議論の中心項目は下記の通りです。
     ・イノベーションの評価
     ・費用対効果評価の導入
     ・外国価格調整等の見直し
       再算定基準の1.3倍の見直し等の検討
     ・*価格算定に関わる手続きの適正化

②中医協費用対効果評価専門部会(平成29年2月8日)(資料4資料5

  • 平成28年度診療報酬改定において、平成28年度より医薬品・医療機器への試行的導入の開始が決定され、現在、13品目(医薬品7、医療機器6)を対象に、該当企業におけるデータ分析が進められていますが今後の議論の方向性について示されました。次回(平成30年)改定において制度化される予定です。

③中医協診療報酬調査専門組織(医療技術評価分科会)(平成29年1月19日)(資料6資料7

  • 診療報酬改定時における各学会の要望事項の取扱いに関しては中医協のこの組織で検討されますが
     ・平成28年度改定における評価について
     ・次期診療報酬改定に向けた医療技術の評価・再評価について
    に関して議論されました。